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Interview

「CSを『効率化』から『事業創造』の起点へ──RightTouchがエンタープライズ企業と挑む新たな価値創造」

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お二人のご経歴について

お二人のこれまでのキャリアについて教えてください。

関 貴裕様(以下、関様):新卒で大手損害保険会社に入社し、営業や営業推進に従事していました。

もともと保険という商材に対して“相互扶助”や“助け合いの精神から生まれたもの”という非常にポジティブなイメージを持っていました。
自身の人生テーマである“周囲への還元”をビジネスでも実現したいと考えたときに真っ先に思い浮かんだのが保険でした。
しかし、世間では、近頃も起こった保険会社の不祥事や商品のわかりにくさなどの様々な要因により、保険本来の価値が正しく伝わっていないという課題感も強く感じていました。

そこで、より顧客目線でアプローチするためにダイレクト型損害保険会社へ転職し、CX(顧客体験)やカスタマーサポートの企画・施策実行をリードするようになりました。

その後、コンサルティングファームに籍を移し、今度は外部から金融機関向けの戦略策定や業務変革を支援する立場を経験しました。 そして2025年の秋に現職の株式会社RightTouch(以下RightTouch)に参画し、カスタマーサポートのAI戦略・実装・グロースを一気通貫で支援する「RightTouch Professional Service」を⽴ち上げました。
2026年5⽉に「RightTouch Professional Service」を「RightTouch InX」に刷新して今に至ります。

山田 佳介様(以下、山田様):私は新卒でデロイトトーマツコンサルティング(現:合同会社デロイトトーマツ)に入社し、約6年間在籍していました。

コンサルティング業界を選んだ理由は、私の中に“人と組織の問題を解決する”という一貫したテーマがあったからです。
入社後はパブリックセクターに所属し、中央省庁や地方自治体、あるいは地域に寄り添う民間企業をクライアントとして、地方創生を軸とした支援を行ってきました。
「一人ひとりがどれだけ豊かな人生を送れるか」ということにフォーカスし、コンサルティングという現場から企業や地域を支援することで、そこで働いている方々やその地域の住人の方々がどれだけ豊かに働けるかどうかを考えていました。

その後、デロイト時代の同期が札幌で立ち上げた教育系スタートアップにCOOとして参画するため、東京から札幌へ移住しました。
コンサルから一転して教育に携わった思いとしては、教育というものを通じて、人生がどれだけ豊かになっていくかを考えていたからです。
事業開発や組織管理など全般を管掌し、会社を一定の成長軌道に乗せた後、今度は「教育×地方創生」をテーマに活動する島根県松江市の非営利一般財団法人からお声がけをいただき、企画経営および営業の責任者として3年間活動しました。

RightTouchには2026年4月に参画したばかりです。
現在は3〜4名のチームで、新規事業である「RightTouch InX」の立ち上げを担当しており、事業開発やデリバリー、さらには採用まで領域を横断して兼務しています。

領域は違っても「社会の“あたりまえ”をアップデートし、どれだけ一人ひとりの人生を豊かにできるか」という軸は大切にしたいと思っています。
この原点は学生時代、バレーボールやバスケットボールのチームに所属していた頃にあります。
当時、「本来もっと能力があるはずのメンバーが、なぜ練習で力を出し切れていないのか」という強い疑問を抱くことがありました。
これは本人のモチベーションだけでなく、チームの雰囲気や周囲の環境といった外的な要因が複合的に絡み合っている問題だと気づいたのです。

こうしたボトルネックを綺麗に解消できれば、一人ひとりのポテンシャルが最大限に発揮され、本人にとっても社会にとっても大きなプラスになるはず。そうした「人と組織の可能性を阻む負を解消する」というアプローチを、現在のAIやスタートアップという手段を通じて模索し続けています。

事業内容について

RightTouchの事業内容についてお聞かせください。

山田様:RightTouchは、企業とお客様が接する最前線であるコンタクトセンターやコールセンターなどの「カスタマーサポート(CS)領域」の変革を推進する会社です。

創業当初から一貫してエンタープライズ向けにサービスを展開しており、「あらゆる人を負の体験から解放し、可能性を引き出す」というミッションを掲げています。

ここで言う「負の体験」とは、誰もが日常で経験する「サービスの使い方がわからない」「手続きが進まない」といったストレス(体験格差)のことです。

これは一生活者にとってのマイナスであると同時に、企業にとっても「顧客の離脱」という大きな機会損失を生み、サービスのポテンシャルを100%発揮できていない状態を意味します。
そのため、企業のサービスのポテンシャルが100%発揮されている状態こそが、人と企業の可能性を引き出すことにつながるのではないかと考えながら事業をやっています。

私たちはこれまで、エンタープライズ企業向けにAIプラットフォーム「QANT」を提供してきました。

これは、単に問い合わせ対応を部分的に自動化するような局所的なツールではありません。
顧客の声をデータとして蓄積・分析し、企業のナレッジ自体を自律的に改善していく「全体最適の円環型サイクル」を大切にしています。
現在、QANTは7つのシリーズを展開しており、ありがたいことに各業界のリーディングカンパニーに多数導入いただいています。

お二人が率いる「RightTouch InX」はどのような役割を担っているのでしょうか。

山田様:現在、私と関が担当している「RightTouch InX」は、クライアントの経営構想からAIプロダクトの導入、そして具体的な活用・成果創出までを一気通貫で支援する、いわばコンサルティング事業のような位置づけです。

近年、AIの急速な発展に伴い、CS領域における課題は単なる「現場の業務効率化」の枠を超え、「自社としてAIをどう経営に組み込むか」という複雑な事業課題・経営課題へと高度化しています
プロダクトをただ導入するだけでは解けないこうした複雑な問題を紐解き、企業の経営そのものを変革して事業成長を支援するために、この事業を立ち上げました。

RightTouchならではの「強み」と「独自の魅力」

貴社ならではの強みや大切にしていることはありますか。

山田様:一つは“事に向かう姿勢”、弊社では社会サクセスと呼んでいるものがあります。
クライアントであるエンタープライズの企業の成功を大切にしながら、その先の社会の成功も大切にして事業をしています。

カスタマーサクセスにおいて、現状はまだ効率化をメインで考えられていることが多い中、我々としてはお客様の企業の仕事のやり方そのものを変えていき、どれだけ結果を出していくかというスタンスを大切にしています。

もう一つは「デジタル赤字」に対する強い危機感と日本発としてのプライドです。
現状AIのプラットフォームの勢力図は海外が非常に強い状態です。
このまま国内のAIインフラまで海外に奪われてしまえば、日本の国力衰退に直結しかねません。
私たちは日本発のスタートアップとして、このCS×AI領域のグローバル競争において海外勢に勝ち切るプラットフォームになることを本気で目指しています。

私たちはAIカンパニーであると同時に、人の価値を最大化する組織です。
メンバー全員がAIの可能性を信じつつも、最終的には「人間の可能性や価値」を何より大切にして仕事に向き合っています。

関様:AIの進化によって世の中の多くの企業が「効率化」へ舵を切っています。
もちろん効率化には大きな価値がありますが、それだけではどこか息が詰まる部分もあります。
私たちの強みは、効率化の先にある「クライアントの事業価値をいかに増やすか(事業創造)」にフォーカスしている点です。

今後、AIの力によって企業と顧客の接点の在り方は激変します。
自動化が進んだその先にある「企業と顧客の新たな関係性」をどう再構築していくか・・・まだ誰も正解を持っていないこの領域を、日本を代表する大手企業と共にゼロから創り上げていけるプラットフォームと関係性を持っていること自体が、私たちの圧倒的な強みです。

バックグラウンドと組織カルチャー

実際に働いているメンバーはどのような方々ですか。

山田様:ポジティブで人の良さみたいなものがあると思います。
ポジティブというのは前向きな性格というだけではありません。

やはりスタートアップとして課題や壁に直面する機会は多いのですが、そこをどう解決するか試行錯誤しながら前向きに取り組めるメンバーたちです。

一人ひとりがオーナーシップを持ち、お客様に対して100%以上で向き合って、企業の課題を解決しよりよい社会を目指していくことを考えているメンバーも多くいると思います。

関様:バックグラウンドも多様です。
事業会社出身のメンバーもいれば、代表を含め、私や山田のようなコンサル出身のメンバーもいるのでスタートアップらしく様々なバックグラウンドを持つメンバーも多く在籍しています。

コンサルタントとして培ってきた「課題解決スキル」や「構造化能力」をベースにしながら、自社プロダクトを武器に具体的な変革を社会へ実装していく。
ファーム出身者にとっても、非常に手応えを感じやすく、事業開発の醍醐味を味わえる環境が整っています。

求める人物像と候補者へのメッセージ

どのようなマインドや価値観を持った方に参画してほしいですか。

山田様: RightTouchのミッションや考え方に共感して、オーナーシップをもってお客様や企業様に向き合っていただけることが大切だと思っています。

また、RightTouch InXという新規事業は立ち上げて半年ほどで、徐々に形になってきた部分もあるのですが、まだまだこれから作り上げていく部分もたくさんあります。
この事業を0→1にしていくフェーズに加えて、その後の1→10へと作り上げていくフェーズを共に楽しめる方にご応募いただきたいと思います。

先程関もお話しましたが、このチームには様々なバックグラウンドを持つメンバーがいます。
カスタマーサクセス、セールス、エンジニアなど様々なチームがあり、それらのチームと連携して動くことが多いので、そこで適切なコミュニケーションをとりながら物事を前に進めることができるような人を求めています。 さらに、RightTouchそのものが従業員数100名ほどのスタートアップ企業であり、目まぐるしく環境が変わっていくような状態です。
そんな変化やあいまいな環境を楽しんでいただける方に入社していただけると嬉しいです。

最後にお二人から採用候補者にメッセージをお願いいたします。

関様:AIと顧客体験は、大きく市場が変わっているタイミングだと思っています
まさにそのタイミングで変化を引き起こす立場になれる機会がRightTouch、RightTouch InXにはあると思います。

市場のうねりに対して、RightTouchはそこにアプローチできる環境があります。
さらにRightTouch InXもこれからどんどん作り上げていくフェーズに入るので、たくさんの挑戦できるチャンスがあります。

そういったチャンスに飛び込んでみたい方とお会いできればと思います。

山田様:私自身もまだ入社して3ヶ月ですが、大きな市場の変化を感じながらその変化の中にいるというよりは“変化を作っている”感覚があります。
これから大きな変化が訪れるようなテーマに対してチャレンジしていただける方とは、ぜひご一緒したいなと思っています。

RightTouch InXはコンサルティング事業の側面もありますが、ファームにいた頃とはお客様との向き合い方や価値創出の面において、全く異なるものだと感じています。
今コンサルティングファームに在籍している方が、そこで得たスキルを基にして新しくチャレンジしていくのにとても良い環境ではないかと感じています。

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